いとう治療院ブログ

【肩こり】 英語圏には肩こりがない?

2013/7/22

話の出所は定かではないが、「欧米人には肩こりがない」という噂を聞いたことがある。理由には諸説あるようで、アジア系とは筋肉の質が違うからだとか、単に肩こりという言葉がないからということらしい。

実際はどうなのだろうか?
アメリカで臨床行っている鍼灸師の話によると当たらずとも遠からずという感じらしい。事実アジア人よりも柔らかい肩をしているという印象はあるみたいだが、事務仕事を主としてるホワイトカラー層が多い地域においては日本のそれと全く変わらない状況のようだ。

後者については肩こりという表現ではなく、首や背中の痛みという表現や五十肩のことを指すということを聞いたことがある。日本語版wikipediaの肩こりページにはstiff shoulder や tight shoulder(硬い肩)という言葉が載っており、実際に検索すると確かに五十肩との関連や、日本の肩こり概念よりもやや広範囲のことを示している傾向にはあるようだが、日本と変わらず家庭でのエクササイズや治療院の紹介が引っかかる。

ただ、「私、肩こり知らないんですよー」という人に対して、「欧米か!」という突っ込みが適切でないことはわかりました。